2020/10/30 16:54

セラミドですが、このセラミドの量が低下するとバリア機能も低下することが指摘されています。
セラミドを水にたとえるなら、水をたっぷり吸ったスポンジと水をしぼったカラカラのスポンジ、どちらが弾力と柔軟性があって
外からの衝撃を跳ね返せるか?ということです。

したがって、バリア機能を維持するために「セラミドを補えばいい」ということなりますが、セラミドといってもいくつかの
種類があり、肌にセラミドを補うための浸透性はヒトの肌と同じ構造を持つ「ヒト型セラミド」でなければ、効果は疑問だと
いわれることもあります。ヒト型セラミドは人の肌と親和性が高く、保湿力や浸透性に優れているとされているのです。

また、バリア機能保持のためには肌の上からセラミドを補うだけでなく、生体内のセラミドの合成を促進することも重要です。
いわば「内と外」からのセラミド補給です。この「内からの補給」はボタンエキスに代表される肌に優しい植物エキスを
配合したものをスキンケア化粧品として使いたいですね。