2021/01/30 00:06

最近マスコミでもよく取り上げられる「マスクほうれい線」についてお話しておきましょう。コロナ禍で1日の多くの時間をマスクをして
過ごすことが多くなりました。マスクをしていると気づきにくいのですが、実はマスクで覆われている肌はかなりの乾燥状態です。

マスクをしていると呼吸の水分を感じて、「マスクの中の肌は潤っている」と思いがちですね。ところが、マスクで覆われている肌の表面部分は、温度が高くなり、その部分から水分が蒸発したり汗をかいたりして水分が失われている状態です。しかも、汗をかけば当然それを拭きます。

汗を拭くことで肌表面からさらに水分を取り去って次の汗(水分)を誘うことになります。これを1日に何度も繰り返しているのですから、
マスク部分はわかりやすく例えると「干し柿」状態になってしまっています。水分が失われて大きく深いシワができた干し柿をイメージしてください。あの状態が、わかりやすい「マスクほうれい線」といってよいでしょう。もちろん、若者ならそのような心配はほとんどありません。若ければこのくらいの水分不足は活発なターンオーバー機能が問題なくカバーしてくれます。